看護師による入居送迎事例

地域連携部の活動の中で、施設探しのお手伝いのみならず退院時の移動に関するご心配のお話を頂くことが多くあります。

病院で入院し治療は終了し容態は安定しているものの、移動や新しい環境に代わることによる急変リスクは皆さま心配されることなのでご案内させていただきます。

今回ご相談があったケースでは、慢性腎不全急性憎悪にて入院し、誤嚥性肺炎も重なり嚥下評価の結果、お口からの食事が難しくなり抹消点滴となり夜間吸引も必要となりもともとご入所されていた施設には戻れない状況となってしまいました。

ご家族様の近くでお看取りまでの医療体制が整っている施設探しがスタートとなりました。ご要望を一つ一つ確認しながら面談させていただき、スピード感も大切だったので重要視させていただきながら何か所かご見学の上、無事にご希望に沿った転居先が決まりました。

こだわったのは、ただ医療処置をする施設ではなく、「寝たきりにしない取り組み」「離床への取り組み」「面会できる環境」でした。

施設が決まり、退院調整も進む中で、ご家族様より移動時の急変のリスクの心配のご相談がございましたので、弊社地域連携看護部で同行し入居送迎を差し上げることとなりました。

ご入居日も決まり当日へ向けての準備を病院、転居先の施設さんと連携を取りながら準備していきました。

退院当日。酸素1ℓ使用され適宜吸引も必要な状況。介護タクシーに同乗しまずはバイタルチェック。少しの体動でも負担がありSAT低下も見られたりしていたので車内でも常に呼吸状態等確認し無事に転居先に到着しました。

施設到着後もバイタル安定されており新しい施設の職員さんに出迎えていただきました。

点滴や診療情報提供書、看護サマリー等をお渡しさせていただき車内での情報共有。無事に居室ベッドに移動して新しい生活の最初に携わらせていただきました。

ケアナビでは専門性あるスタッフが様々な施設の特徴をしっかりと理解しているからこそできるご本人様・ご家族様の想いに寄り添い形にできるご案内をさせていただきます。

また、今回のケースのように医療行為がありご家族様だけでは移動が心配なケースには弊社看護師が同席させていただきます。

【相談所一覧】https://carenavi.info/
名古屋市中区、名古屋市名東区、岡崎市、豊橋市、春日井市、一宮市