入居後のご様子紹介 Vol.1

ご入居してから10ヶ月程経ったご本人様からとても嬉しいご報告があったので、ご家族様の同意を得て今回記事にさせていただきたいと思います。

介護保険の更新があり介護度が軽くなってできることが増えてきた!

自宅に帰るということが施設に入った時はちょっと想像がつかなかったけど今は想像ができるようになってきた!

という大変嬉しいご報告でした。

もともとご自宅で過ごされておりアルコールの大好きな方で他の病気が重なってしまい救急搬送されご自宅へ戻ることは難しく施設へ入居となった方のケースになります。

自分のことは誰にも手伝ってもらうことなく自分でしたい、という意欲がとても強い方でリハビリができ、決められたサービス時間以外にもレクや体操も多いということを最優先条件として施設選びをさせていただきました。

入院時は車いすで生活しており四肢のしびれがあり思うように体を動かすことができなくなってしまいとても辛い思いをされていたことを今でも思い出します。ご家族様もとても熱心で一緒に何か所か施設見学した結果今回の施設にご入居となりました。

リハビリができるところを探すだけでなく目的に合った職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が在籍しているのか、実際に入りたい時間が確保できるのか、リハビリの時間以外でも施設内にある器具を利用して自主トレの時間を設けられるのか…そんな疑問を解消しながら進めて参りました。

  • 家事動作「調理訓練」について

今回は家事動作の中でも需要の多い調理訓練について少しお話させていただこうと思います。訪問介護でヘルパーと一緒にすることもできますがリハビリとしてOT(作業療法士)が介入することで献立作成から買い物、調理、片付け、食事まで目標とする生活状況に合わせた環境作りに目を向けてくれます。料理の中には様々な身体機能・認知機能が必要になってくるのです。調理をすることだけでなく移動や物を動かす動作、包丁などの器具の使用方法、調理の工程や火元の確認は大丈夫か…「日常生活動作」といわれる身の回りの生活動作に着目をしてリハビリを実施してくれる醍醐味ですよね。必要に応じて自助具の提案等もしてくれます。

多職種連携が大切と言われている今日ですが様々な専門職がその専門性を掛け合わせて同じ目標に向かうことは素敵ですよね。

※厚生労働省HPより参照

周りの環境はとても大切ですが日々目標に向かってコツコツと頑張っていたご本人様の行動が基盤にあったからこそとは思います。

ケアナビでは専門性あるスタッフが様々な施設の特徴をしっかりと理解しているからこそできるご本人様・ご家族様の想いに寄り添い形にできるご案内をさせていただきます。

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